XM Trading(XM)では、取引量に応じて、XMポイント(XMP)が付与されます。
貯めたXMポイントは、ポジションを建てたり、現金化したりするのに利用することができます。
そこで今回は、XMポイントの貯め方・使い方を紹介してきます。
記事では、XMポイント廃止の真相や出金時の注意点についてもあわせて解説します。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
XMポイントは廃止された?
XMポイントは廃止された?
XMポイントが廃止されたという噂がありますが、実際には廃止されていません。
XMポイントがなくなったという憶測の裏には、EU圏内でのFX業者に対する規制強化があります。
しかし、日本人向けのサービスを提供するXMは、EU圏外のセーシェルに拠点を置いているため、この規制強化の対象外です。
そのため、XMポイントの制度に変更はなく、これまで通り活用できます。
XMポイントとは?
XMポイントとは、XMでの取引量に応じて貯まるポイントで、XMPと表記されます。
XMポイントが貯まると、トレードに使ったり、現金化したりすることが可能です。
XM独自のインセンティブであるXMポイントを活用することで、お得にトレードを楽しむことができます。
XMの口座開設がまだの方は、こちらの記事から、口座を開設しておきましょう。
XMポイントの貯め方
XMポイントの貯め方
XMポイントは、XMで通貨ペアを取引すれば、自動的に貯まっていきます。
XMポイントをもらうために、事前に手続きを行う必要はありません。
ただし、XMポイントが貯まるのは、スタンダード口座とマイクロ口座のみで、XMTrading Zero口座では、XMポイントが貯まりません。
XMでトレードすると、口座タイプごとに下記のXMポイントが付与されます。
スタンダード口座:1Lot(10万通貨)の取引ごとに10XMP
マイクロ口座:1Lot(1000通貨)の取引ごとに0.1XMP
XMTrading Zero口座:付与なし
※ロイヤルティーステータス(後述)がEXECUTIVEの場合
マイクロ口座は、1ロットあたりの通貨数がスタンダード口座の100分の1なので、付与されるXMポイントも100分の1になります。
XMポイントのロイヤルティーステータス
XMポイントには、「ロイヤルティーステータス」とよばれるステータスがあります。
ロイヤルティーステータスが上がるにつれて、同じ取引量でも貯まるポイント数が増えます。
XMのロイヤルティーステータスには、下記の4種類があります。
・EXECUTIVE(エグゼクティブ)
・GOLD(ゴールド)
・DIAMOND(ダイヤモンド)
・ELITE(エリート)
最初は、EXECUTIVEからスタートし、取引の継続日数が増えるにつれて、ステータスが昇格します。
各ステータスごとに、付与されるXMポイントやステータスアップに必要な取引日数をまとめると、下記のようになります。
ロイヤルティーステータス | 1Lotの取引で付与されるXMP (スタンダード口座 / マイクロ口座) | 昇格に必要な 累計取引日数 |
EXECUTIVE (エグゼクティブ) | 10XMP / 0.10XMP | 0日 (初回取引時) |
GOLD (ゴールド) | 13XMP / 0.13XMP | 30日 |
DIAMOND (ダイヤモンド) | 16XMP / 0.16XMP | 60日 |
ELITE (エリート) | 20XMP / 0.20XMP | 100日 |
ELITEになると、EXECUTIVEの2倍のスピードでXMポイントが貯まるので、XMポイントがとても貯まりやすくなります。
ただし、ステータスが上がっても、昇格に必要な取引日数と同じ期間取引がない場合は、ステータスが降格します。
例えば、連続30日以上取引すると、EXECUTIVEからGOLDにステータスが昇格しますが、その後30日間取引しなければ、EXECUTIVEに戻ってしまいます。
また、GOLD以上のステータスから降格する場合は、これまで貯めたXMポイントがゼロになるので、注意が必要です。
EXECUTIVEの場合は、42日以上取引がない場合に、貯めたXMポイントがゼロになります。
ロイヤルティーステータスを効率的に上げる方法
ロイヤルティーステータスを上げるためには、日々継続して取引する必要があります。
しかし、日によっては取引に向いていない相場もあるため、普通に取引していくだけでは、ステータスアップは困難です。
そこで、ロイヤルティーステータスを効率的に上げるために、少ない通貨量を取引できる、マイクロ口座を開設するのがおすすめです。
マイクロ口座で最小ロット(0.01ロット=10通貨)を取引すれば、損失リスクを抑えながら、XMポイントを貯められます。
しかも、ロイヤルティーステータスは、口座ごとではなくアカウントに対して与えられます。
そのため、マイクロ口座でステータスを上げておけば、別口座の取引でもXMポイントが貯まりやすくなります。
XMポイントの使い方
貯めたXMポイントは、下記のレートで換算され、ボーナス(クレジットボーナス)または現金に交換できます。
・ボーナス:XMP÷3 ドル
・現金:XMP÷40 ドル(DIAMOND以上のステータスで交換可能)
XMポイントの交換は、XM会員ページから申請できます。
すると、下記の画面が表示されます。
XMポイントをボーナスに交換したい場合は、左の「今すぐ交換」を、現金に交換したい場合は、右の「今すぐ交換」をクリックしましょう。
XMポイントをボーナスに交換すると、24時間以内にXM口座に反映されます。
XMポイントを出金するときの注意点
XMポイントをボーナスに交換して出金する際は、以下の注意点があります。
XMポイントをボーナスに交換して出金する際の注意点
・ボーナス自体は出金できないが、ボーナスを使って得た利益は出金可能
・ボーナスを使って得た利益を出金する場合、出金額に応じてボーナスが消滅
XMポイントをボーナスに交換した場合、ボーナスで得た利益は出金可能ですが、出金額に比例して、ボーナスが消滅します。
下記の表では、2つの例について、利益の出金時に消滅するボーナスをまとめました。
ボーナスに 交換したXMP | 受け取った ボーナス | ボーナスで 得た利益 | 口座への 入金額 | 出金可能額 | 出金額 | 消失する ボーナス |
A | B (A÷3) | C | D | E (C+D) | F | G (B×F÷E) |
3,000XMP | 1,000ドル (1,000÷3) | 1,500ドル | 0ドル | 1,500ドル (1,500+0) | 750ドル (1,500×50%) | 500ドル (1,000×50%) |
900XMP | 300ドル (900÷3) | 200ドル | 300ドル |
|
| 135ドル (300×45%) |
XMポイントの確認方法
PCでのXMポイントの確認方法
XM会員ページにログインして、画面右上の「ロイヤルティポイント」を確認しましょう。
ここに記載されているXMPが、現在保有しているXMポイントです。
さらに、「ロイヤルティポイント」をクリックすると、現在のロイヤルティーステータスを確認することができます。
スマホでのXMポイントの確認方法
スマホでは、下記のXMアプリからXMポイントを確認できます。
XMアプリにログイン後、画面左上にある「メニュー」をタップしましょう。
次に、「∧」をタップすると、「ロイヤルティポイント」が表示されます。
「ロイヤルティポイント」をタップすると、現在のロイヤルティーステータスや保有しているXMポイントを確認することができます。
最後に、XMポイントに関するよくある質問をまとめました。
疑問点がある方は、確認してみて下さい。
XMポイントに関するよくある質問
XMポイントだけでトレードすることはできる?
はい、できます。
XM口座の残高がゼロの状態でも、XMポイントをボーナスに交換してトレードすることができます。
XMポイントは、両建てでももらえる?
はい、もらえます。
両建てでは、買いと売りのポジションを同時に持つので、通常の取引の2倍XMポイントを貯めることができます。
ただし、XMでは禁止されている両建てがあるので、両建てをする際は、下記の記事を確認してみて下さい。
XMポイントに有効期限はある?
はい、あります。
XMで取引を行わない期間が、下記の日数を超えると、保有しているXMポイントが消滅します。
・EXECUTIVE:42日
・GOLD:30日
・DIAMOND:60日
・ELITE:100日
XMポイントをボーナスに交換して口座間移動できる?
いいえ、ボーナスだけを口座間で移動させることはできません。
ただし、XM口座間で資金を移動させることは可能です。
口座間で資金を移動させる場合は、移動させる金額に応じて、ボーナスも一緒に移動します。
XMポイントに税金がかかる?
いいえ、XMポイント自体には税金がかかりません。
というのも、XMポイント自体は出金できないからです。
ただし、XMポイントから交換した現金やXMポイントを使って得た利益は、課税対象になるので、注意しましょう。
XMポイントはCFD銘柄の取引でも付与される?
はい、XMポイントはCFD銘柄の取引でも付与されます。
例えば、ココアなら40ロット、コーヒーなら8ロットの取引に対して、それぞれ10XMPが付与されます。
このように、CFD取引では、銘柄ごとにもらえるXMポイントが大きく異なります。