XM Trading(XM)では、両建て取引が認められています。
しかし、XMで禁止されている両建てもあり、その両建てがばれると、最悪の場合、口座が凍結されてしまいます。
そこで今回は、XMで禁止されていない両建てのやり方を紹介してきます。
記事では、XMで禁止されている両建てについてもあわせて解説していきます。
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
XMでは禁止されている両建てがある
まずは、両建ての定義について確認してみましょう。
同じ銘柄で「買い(ロング)」と「売り(ショート)」両方のポジションを同時に保有する取引
次に、両建ての具体例について紹介します。
例えば、1ドル=100円のときに1Lot買って、1ドル=90円に値動きした場合を考えてみましょう。
この場合、買いポジションで10円分の含み損が発生します。
しかし、1ドル=100円のときに、1Lotの買い注文だけでなく、1Lotの売り注文も出した場合は、状況が変わります。
この場合、買いポジションでは、10円分の含み損が発生しますが、売りポジションでは、10円分の含み益が発生し、合計では評価損益がゼロになります。
同じロット数を両建てすることで、自分がエントリーしたいタイミングまで、評価損益を固定したままポジションを保有することができます。
トレンド発生時など、エントリーしたいタイミングになったら、両建てしていたポジションの片方を決済して、利益を狙うことも可能です。
もちろん、エントリーするタイミングがなければ、利確や損切りするのもOKです。
XMの両建ては無事。
— ほっしー (@zhFYOuWzuNegc3r) March 17, 2020
安心できる会社ですね。
米株下がると思ってるけど、タイミング悪かったら爆上げで死ねるので、
両建て解除できずこのまま20日まで終わりそう。
途中で売り利確してるから、マイナス千円くらいか。
でも何百万〜何千万減らしてる人がいる中、千円なら勝ちということにしよう😣 pic.twitter.com/UiYWJtHHZ1
XMで禁止されていない両建て
XMでは、禁止されている両建てと禁止されていない両建てが存在します。
このうち、XMで禁止されていない両建てには、同一口座内での両建てが該当します。
・XMの同一口座内での両建て
XMの同一口座内で両建てをする際には、制限なく両建てできるので、含み損を抑えてポジションを保有してしたいなどに活用できます。
XMの口座開設がまだの方は、こちらの記事から、口座を開設しておきましょう。
XMで禁止されている両建て
XMでは、同一口座内以外の両建ては禁止されています。
XMで禁止されている両建ては、下記のとおりです。
・XMの複数口座間での両建て
・XM口座と別のFX業者の口座間での両建て
複数口座間での両建ては禁止されています。
XMでは、一人につき、最大8口座まで追加口座を開設することができます。
例えば、XM口座を2つ開設して、一方の口座でUSD/JPYを売り、もう一方の口座でUSD/JPYを買うと、複数口座間での両建てに該当します。
また、XM口座と別のFX業者の口座間の両建ても禁止されています。
XMでは同一口座内であれば、両建てOKです。
— お金持ちになろう! (@080cciel) October 28, 2019
ダメなのはXM内の別口座間での両建て、それと別のFX会社との口座間での両建て。
同じ通貨だけでなく、別の通貨ペアをヘッジする行為も禁止されているので、注意が必要です。
例えば、USD/JPYとEUR/USDの買いポジションを同時に保有する場合は、USDの変動リスクを回避していると考えられます。
この場合、USDをヘッジすることになるため、両建てとみなされます。
ちなみに、経済指標や経済ニュース発表時のトレードは、禁止されていません。
ただし、重要な経済指標などの発表時には、市場価格が不安定になり、スリッページが発生することがあるので、注意が必要です。
一方、週末の価格ギャップを狙ったいわゆる「窓開けトレード」は、禁止されています。
価格変動が大きく現れるような状況において、大きな価格変動差だけを狙った取引のみ行われている場合には規約違反となります。
入れた瞬間ゼロカかもですね🐱💦
— 黒猫FXCFDトレーダーhiro (@FXCFD6) February 10, 2020
ちなみに昔XMで口座分けて週またぎで両建てしたら値飛びで勝ち確定じゃないかと思ってやったら凍結されたことありますw
また、XMと他のFX業者との間で、アービトラージ(裁定取引)を行うことも禁止されています。
もちろん、自分の家族や知り合いなどの口座を使った、グループ内での両建ても禁止されています。
裁量取引と自動売買(EA)を併用しているときは、意図しない両建てが発生する場合があるので、特に注意が必要です。
クレジットが残ってる口座で、裁量で入ったユロドルショートの輝きが止まらないのだが、別口座でEAが盛大にロングしててxmルール違反の別口座両建てになってしまい慌ててロングを損切り😂
— ムササビ@Bergman (@musasabifx) June 25, 2020
こんなオチかよー
XMで同一口座内以外の両建てが禁止されている理由
XMで同一口座内以外の両建てが禁止されているのには、理由があります。
それは、XMではゼロカットが採用されているためです。
ゼロカットとは、口座残高がマイナスになったとき、その分の損失をXMが負担してくれるという仕組みです。
同一口座内以外で両建てしていると、為替変動時に、片方の口座では利益が出ますが、もう一方の口座では損失が出ます。
為替変動が大きくなると、一方の口座の証拠金維持率が下がり、強制ロスカットが執行されます。
しかし、投資額以上の損失はXMが負担するため、ユーザーは、リスクに見合わないリターンを得られることになります。
そのため、XMでは同一口座内以外での両建てが禁止されているのです。
XMで禁止されている両建てをしたらどうなる?
XMで禁止されている両建てをした場合、ボーナスやXMポイントが没収されることがあります。
噂には聞いてたけどXMの両建てペナルティ、むちゃくちゃ重いですね。別口座で両建てした瞬間即時ボーナスクレジット全没収&XMポイントとステータスもリセットされました。#まあ自分が悪いんだけど
— †タカシ† (@gai_renaissance) June 2, 2020
他にも、利益の取り消しや出金拒否、口座凍結といった厳しいペナルティが課される場合があります。
XMで問題起きた事は、ない。
— Anshinkyo@FXは人生の救世主 (@siri1190) February 17, 2020
異なるFX会社で両建てしたとか、
窓埋め狙いのトレードばかりしたとか、
XM内の異なる口座で両建てしたとか、
この場合は、禁止事項になるので、規約違反による出金拒否もありうる。
#海外FX
XMで禁止されている両建ては、絶対にしないように注意しましょう。
XMで禁止されていない両建てのやり方
XMでは、両建てで同じロット数保有する場合、必要証拠金はゼロになります。
一方、国内FXでは、両建て時に証拠金が必要になります。
例えば、DMM FXの場合、両建ての際に買いと売り両方のポジションについて証拠金が必要になります。
両建て時の必要証拠金がゼロの場合、別のポジションに証拠金を充てることができるため、資金を有効活用できます。
XMは、両建てで証拠金を相殺するタイプ。
— Anshinkyo@FXは人生の救世主 (@siri1190) June 7, 2020
海外FX特有のハイレバでもともと必要証拠金が少ないところへ、
両建てすると証拠金を相殺してくれるから、
非常に使いやすい。
これ知ったら、国内FXは怖くて取引できない。
両建てしている両方のポジションを決済するときは、同時決済がおすすめです。
というのも、別々に決済すると、時間差が生じて含み損が発生するリスクがあるからです。
同時決済は、MT4・MT5の「注文種別」>「両建て解除」から操作できます。
両建て解除することにより、片方のスプレッドを節約することができます。
一方、両建てで塩漬けしていたポジションのスプレッドが広がると、強制ロスカットのリスクがあるので、注意が必要です。
外国FX口座のXMは両建てにしたポジションは必要証拠金が0となる為、相場の方向性が読めなくなった時にはポジションを両建てで塩漬けにすれば損益を一時的に固定出来ます。
— CollapsedBass (@CollapsedBass) March 11, 2020
しかしスプレッドが急拡大すると塩漬けポジションが突然大きな損失となる事を私は甘く見ていました。
結果強制ロスカットです。
ちなみに、両建てしているポジションの一方のみを決済するときは、証拠金が必要になります。
両建て時に片方のみ決済する場合は、証拠金維持率が下回って、強制ロスカットにならないように注意しましょう。
XMで禁止されている両建てはばれる
XMで禁止されている両建てをしてもばれないのでは?と思う方もいるかもしれません。
しかし、XMの担当部門により取引が常時モニターされ、禁止行為に該当するかどうかを判断されています。
XMで禁止されている両建てが行われた場合、簡単にばれる仕組みになっています。
最後に、XMでの両建てに関するよくある質問をまとめました。
疑問点がある方は、確認してみて下さい。
XMでの両建てに関するよくある質問
XMでの両建てでもXMポイントはもらえるの?
両建ての場合でも、XMポイントはもらえます。
10分以上ポジションを保有していれば、XMポイントが貯まる取引とみなされます。